新型ショッピングサービスロボット
2006年2月開発

T12-1とT12-2は、経済産業省の平成17年度電子タグ実証実験事業により、開発したサービスロボットです。
今回、共同でプロジェクトの委託を受けた、NTTコミュニケーションズ(株)が提供する、電子タグ基盤のネットワーク経由で取得した位置情報や商品・店舗情報などを活用し、テムザックが開発したサービスロボットによるショッピング支援を実験します。

●ショッピング同行ロボット T12-1
T12-1は、客様に同行してお店の情報を教えてくれたり、行きたいお店まで案内してくれたり、お客様がショッピングを楽しんでいる間に荷物を預かってくれたりする、ショッピング同行ロボットです。お客様は、使用者を認識するための専用の電子タグを持ち、ロボットのタッチパネル式のディスプレイから店舗を選択すれば、ロボットは床に埋め込まれた電子タグの位置情報をもとに走行し目的の店舗まで案内してくれます。商品に取り付けられた電子タグをロボットのディスプレイにかざせば、商品情報を入手することが可能です。

●遠隔コミュニケーションロボット T12-2
T12-2は遠隔ショッピングロボットで、家庭にあるパソコンから遠隔操作ができます。ロボットの頭にカメラが付いていて、そのカメラを通して遠隔地からお店の店員さんと会話を楽しんだり、ウィンドウショッピングができるロボットです。

サービスロボットが人間の生活する空間で自律動作する際は、自己の位置認識や空間・環境認識を正確に行うことが求められます。現状、サービスロボットの多くはこのために、GPS(Global Positioning System)や、レーザーセンサ、画像認識等を利用していていますが、これらの機器、アプリケーションは非常に高価であり、結果的にロボットの価格を押し上げ、普及への最大のハードルとなっています。GPSや精度の高いセンサなどをロボットに実装せず、道路や床にインフラとして電子タグが設置されることで、外部から簡易に情報を取得することが可能となれば、ロボット自体が備える機能がシンプルになり、ロボットの価格が安くなります。今回の実証実験で、日常生活におけるサービスロボットの有用性、電子タグの位置情報を活用したサービスロボットの低価格化および汎用化の可能性を検証していきます。

TOPICS
2006/2/10~2/12  【イベント】 4号機が「T12-1」「T12-2」を紹介! 詳細へ

2006/2/9~2/15 【実証実験】 電子タグを使った実証実験 詳細へ

2006/2/9 【プレス発表】 ダイヤモンドシティルクルにてプレス発表 詳細へ

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SPEC
主用途 :ショッピングセンター向けサービスロボット(プロトタイプ)/同行ショッピング用・遠隔コミュニケーションロボット
寸法・重量 :幅約730(mm)/高さ約1700(mm)/奥行1200(mm)/約160(kg)
操作:タッチパネルディスプレイによる操作/同行ショッピングロボット
   インターネットのブラウザによる遠隔操作/遠隔コミュニケーションロボット
制御 :クライアント・サーバー型フィードバック自律制御
制御装置 :タグリーダー処理ユニット、ロボット制御ユニット、走行制御ユニット
駆動方式 :独立2輪駆動+バランスキャスター×2
走行速度:最大速度約6(km/h)/運用時速度約2(km/h)以下
内蔵バッテリー:リチウムイオン
安全機能:障害物検知およびバンパーセンサによる安全停止
センサー:超音波センサ、レーザーレンジセンサ、タグリーダー(位置情報、商品情報、店舗情報他)