TOPICS お知らせ

リリース|「RODEM」で新たな観光スタイルを体験 丸の内で共同記者会見・実証実験を実施しました

株式会社テムザック(本社:福岡県宗像市、代表取締役:髙本陽一)は、株式会社NTTドコモ、三菱地所株式会社、株式会社三菱地所設計とともに、丸の内エリアにおいてテムザックが開発・製造した次世代スマートモビリティ「RODEM(ロデム)」を用いた観光客向け公道実証実験を2019年3月18日(月)~3月22日(金)まで実施いたしました。

 

 

本実証実験は、丸の内エリアを訪れた方に、前傾姿勢になって乗る新しいタイプのパーソナルモビリティ「RODEM」に乗車いただき、周囲の観光情報に簡便にアクセスしながら、周辺を回遊いただく取り組みです。

テムザックは、簡単に近距離の移動ができる「RODEM」を街中でシェアリングし、ラストワンマイルの新たな移動手段として活用することを目指しています。歩道での自動運転化を見据えた研究開発も同時並行で行っており、これまで多様な実用ロボット開発を手掛けてきた実績を活かして、2020年を目標に段階的に実装してまいります。

≪RODEM実証実験@東京・丸の内/プレスリリースはこちら≫

 


【実証実験レポート】

実証実験初日の3月18日に、NTTドコモ、三菱地所、三菱地所設計、テムザックの4社で共同記者会見を実施し、スペシャルゲストとして、お笑い芸人「メイプル超合金」のお二人にも登壇いただきました。

▲丸の内ビル1F「マルキューブ」で行われた4社共同記者会見

株式会社NTTドコモ 第一法人営業部 部長の齋藤 武氏は、「丸の内のようなステキな場所で実験を行うことになり、大変嬉しい限り。丸の内エリアは景観を大切にしており、看板も少ない。ナビゲーションを通して丸の内の観光スポットを楽しんでいただきたい」と期待をにじませました。

 

また、三菱地所株式会社 街ブランド推進部 オープンイノベーション推進室長の佐野 洋志氏は「多くの企業が集まる丸の内エリアで、日本の未来を担うスタートアップ企業と 一緒にイノベーションを発信していきたい。今後さまざまな取組を行っていく中で、”街の中の移動”というテーマにも取り組んでいきたい」と語りました。

 

続いて登壇した株式会社三菱地所設計 R&D推進室長の安田 健一氏は「ナビゲーションのなかに登場する“万訪(まんぼう)”というクラシカルな格好をしたキャラクターが、丸の内エリアの建築の魅力を教えてくれる。ぜひ万訪の説明を聞きながら、丸の内の新たな楽しみを発見していただければ」と「RODEM」の魅力について語りました。

最後に登壇した株式会社テムザック 代表取締役の髙本 陽一は「5日間の限定試乗イベントだが、多くの人に乗っていただき、私たちが夢見ている将来の街の交通機関を体験していただきたい。今後は“シェア”、“言語対応”、“決済”が可能な“乗れるスマートフォン”を目指して取り組んでいきたい」とスマートモビリティの可能性について語りました。

 

 

 

カズレーザー、初めての「RODEM」体験に「ゲームコントローラーのように操作できて楽しい!」と大興奮

登場の際に「RODEM」に乗って颯爽と現れたカズレーザー。イベント前のたった5分のレクチャーで完璧に操作をこなしていたカズレーザーは、「直観的に操作ができてめちゃくちゃ簡単!ゲーム感覚で楽しめるのでたくさんの人に体験してもらいたい」と興奮気味で語っていました。

またスタッフによる「RODEM」の遠隔操作を見たカズレーザーは、「スマホでできるってめちゃくちゃ便利!カスタマイズできるなら、車体の色をシャンパンゴールドに変えてみたい!」と早速「RODEM」に対する購買意欲をみせていました。

*webメディア『ロボスタ』記事より

 

大型バイク免許を取得しているバイク好きの安藤なつは「フォルムに丸みがあってめちゃくちゃ可愛い」と「RODEM」を大絶賛。

最後に「RODEM」について、「スマートモビリティが普及することで、丸の内がさらに観光客が楽しめるスポットになる、一人でも多くの方が「RODEM」体験をして、丸の内の新しい魅力を発見してほしい」と期待をにじませました。最後まで興奮しながらカズレーザーが「RODEM」に乗って退場し、無事試乗会は終了しました。

 


■実証実験概要

  • 日時
    2019年3月18日(月)~3月22日(金) 10:00~17:00(18日のみ14:30~17:00)

 

  • 発着場
    2019年3月18日(月)~3月19日(火) 丸の内ビル1階 マルキューブ
    2019年3月20日(水)~3月22日(金) 新東京ビル1階 JNTO TIC

 

  • 実施目的
    先進性アピールによる丸の内エリアの観光客の満足度向上。
    観光需要の取り込み、回遊支援サービスの受容性評価。

 

  • サービス内容
    「RODEM」に乗車し、取り付けたタブレットにより各種回遊支援サービスを提供しながら丸の内エリアを周遊。

 

  • 走行経路

========================
 屋内で試乗体験(3/18~3/19の2日間)
========================
丸の内ビル1Fの特設ブースにて試乗体験。
スマートフォンによる遠隔操作も体験いただきました。


========================
 仲通りで試乗体験・ARスポット案内
========================
RODEMに乗って街を自由にぶらぶら周遊。
景観に配慮され看板が少ない場所でも、ARによるスポット案内により新たな街の魅力発見ができます。
多言語翻訳機能もあり、訪日外国人の方も言葉の壁を越えて観光や歴史を楽しむことができます。


========================
 キッチンカーでキャッシュレス体験
========================
仲通りのキッチンカーまでRODEMで行き、キャッシュレス決裁を体験。
体験いただいた方には、キッチンカーの軽食をプレゼントしました。

========================
 ギャラリー巡り
========================
RODEMで「丸の内ストリートギャラリー」をめぐるスタンプラリー。
ARでの案内で、作品の解説を見ながらアートを堪能できます。

========================
 歴史体験ツアー

========================
丸の内エリアの歴史的建造物・名所をRODEMで巡りながら、動画、音声、対話形式で歴史をご案内。
丸の内の理解を深める歴史体験ツアーです。英語と日本語に対応。

 


 

■「RODEM」について
乗るだけで明るく楽しい気分になれる一人乗りの次世代スマートモビリティ。
歩行者とほぼ同じ目線の高さで移動することが可能。
直感的な操作で、小回りが利くため、狭い場所での方向転換もスムーズに行うことができます。

RODEM製品紹介ページ

RODEM movie (プロモーションムービー)

【実験用特別仕様】
・サスペンション: 屋外の道路もスムーズに走行
・距離センサー : 障害物を検知して自動でストップ
・タブレット  : 観光案内、多言語翻訳等に対応
・ドライブレコーダー/バックモニター (1台のみ)

名称/型番 : RODEM(ロデム)/公道(歩道)用屋外モデル(M651ベース)
サイズ 全幅:690mm × 全長:1,000mm × 全高:1,070mm (座面高:785mm)

※道路交通法上の分類は原動機を用いる歩行補助車で「歩行者」扱いとなります。

■参考:過去の実証実験の模様は以下からご覧いただけます
 ロボットメーカー発 ラストワンマイルのスマートモビリティ「RODEM」が嵐山を走る!

リリース|京都嵐山でRODEM(City version)走行実証を行いました

■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。