テムザックと京都市が、モビリティ普及促進に向けて協定締結
京都市に、次世代スマートモビリティ『RODEM』を貸与
全国初、RODEM最高速度12km/hモデルを活用へ
株式会社テムザック（本店：京都府京都市、代表取締役社長：川久保 勇次、以下「テムザック」）は、京都市と、次世代スマートモビリティ「RODEM」の無償貸与に係る協定を2023年9月8日に締結しました。本協定により、京都市域における誰もが利用しやすい安心・安全なモビリティ導入の推進や、京都の地域特性を踏まえた外国人観光客を含む観光回遊や市民のラストワンマイルの確保等に資する次世代モビリティの普及促進に取り組んでまいります。
RODEMは、ユーザーの生活空間を広げ、質の高い生活を実現するための移動を支援するモビリティ型”乗れるロボット”です。福祉国家デンマークでの実証を経て製品化され、シティモビリティ化に向けて全国各地で公道実証実験・応用研究などを重ねてきました。今年の6月には、RODEM M651-R（最高速度6km/h）が、東京ミッドタウン八重洲のモビリティ事業「まちモビ」に導入され、全国初のRODEMを用いた街巡りツアーとして、実用化されました。
この度京都市に無償貸与するRODEM（M653-A）は、屋外での活用に特化し最高速度を12km/hに向上した新型モデルです。
■背景
京都市では、地域の移動ニーズや特性に応じて、いわゆるラストワンマイルを支える多様なモビリティの安心・安全な活用に向けた取組を推進しています。この度テムザックから、RODEM１台の無償貸与に係る申し出を行い、京都のまちの特性にも合致したラストワンマイルの確保等に資する次世代モビリティの普及促進の観点から、RODEMの新たな活用機会を広げ、ビジネスマッチング等で協力していくことを趣旨として下記のとおり協定を締結する運びとなりました。
■協定要旨
（１）目的
京都市域における誰もが利用しやすい多様なモビリティの安心・安全な活用に向けた取組の推進や、「京都の地域特性を踏まえたラストワンマイルの確保等に資する次世代モビリティの普及促進」について検証する。
（２）内容
○京都市域におけるロデムの活用に係る事業マッチング及び検討
○京都市の施策におけるロデムの積極的な活用
○その他、前項の目的を達成するために必要と認める事項
※無償貸与の条件については別途覚書で定める。
■次世代スマートモビリティ『RODEM』について
RODEMは、ユーザーの生活空間を広げ、質の高い生活を実現するための移動を支援するモビリティ型”乗れるロボット”です。⾛⾏時の⽬線が高く、歩⾏者と同じ⽬線で会話をすることが可能なのでRODEMに乗ったまま観光、カウンターでのやり取りなどを行うことができます。
この度京都市に無償貸与する新型モデル「RODEM」（M653-A）は、屋外（近距離～中距離）での活用に向けて最高速度を12km/hに向上しました。
| 名称・型番 | RODEM（ロデム） / M653-A |
| サイズ | 全幅：690mm、全長：1150mm、全高：1140mm（バックミラー含む）、980mm（操作パネルまで）、座面高720mm |
| 速度 | 最高12km/h |
| 区分 | ミニカー ※車道を走行／運転免許必要 |
| 操作 | ハンドル |
| 駆動 | 後輪二輪駆動 |
| 充電 | プラグイン方式（家庭用100V） 充電時間8時間 |
| 最大走行距離 | 充電1回あたり約15km ※荷重70kgで走行した場合 |
関連情報：RODEM（ロデム）/ M651（従来モデル）:
最高速度6km/h、区分：電動車いす（歩道・路側帯を走行／運転免許不要）、操作：ジョイスティック
▼RODEMについて詳細はこちら： https://www.tmsuk.co.jp/rodem/
プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。今後予告なしに変更する場合がございます。
関連情報
■京都市 広報資料：https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000316724.html