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リリース|自動運転・遠隔操作ロボット『RODEM』 「国際ロボット展2022」に出展

自動運転・遠隔操作ロボット『RODEM』「国際ロボット展2022」に出展

ラストワンマイルの交通を変える! URで配送実証のモビリティ

会場:東京ビッグサイト 会期:2022年3月9日~12日


 

株式会社テムザック(本店:京都府京都市、代表取締役社長:川久保 勇次、以下「テムザック」)は、2022年3月9日(水)~12日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2022国際ロボット展」の、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)ブース内にて、ラストワンマイルの交通を変える自動運転・遠隔操作ロボットモビリティ『RODEM』(ロデム)を出展いたします。

今回の展示は、株式会社NTTドコモが、独立行政法人都市再生機構、日本総合住生活株式会社、テムザックとともに、2021年に横浜市で実施した「UR団地における自動配送・遠隔操作ロボットによる配送実証実験」の成果として展示いたします。

※本実証実験は、NEDO「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」の一環として実施されました。

 

<2022国際ロボット展(iREX2022)出展概要>

会期:                 2022年3月9日(水)~3月12日(土)10:00-17:00

※オンライン:2022年3月1日~3月18日(金)

会場:                 東京ビッグサイト 東ホール 小間番号:E7-41

        国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ブース内

公式サイト:       https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/
※入場には、事前にWeb上で入場登録が必要となります。

 

※実証実験に使用したRODEM(展示の際は一部仕様が変更となります。)

 

※UR団地で実施した実証実験の様子

 

■配送機能付き『RODEM』について

一人乗りのスマートモビリティ『RODEM』をベース車体として、自律走行機能や遠隔地からの監視機能と共に、配送モードと人の移動モードの切り替え機能も備えた自動配送ロボット。

  • 位置情報等(GNSS/全球測位衛星システム*1、docomo IoT高精度GNSSサービス*2)をもとに、数センチメートル単位の高精度な自己位置把握、走行ルート生成、自律走行を行う。
    *1 Global Navigation Satellite Systemの略で、GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)などの衛星測位システムの総称。
    *2 詳細はこちら

 

  • 5Gを用いることにより遠隔操作運転をスムーズに行うことが可能に。

 

  • ロボット専門知識がなくても運用できるシステム

 

  • 安全走行機能として、LiDAR技術、デプスカメラを活用することで、車体を取り巻く360°の障害物を検知し、速度制御や衝突回避を行う。また、音声出力によって周囲への存在を報知する機能を搭載。

 

  • 遠隔地からの開錠/施錠が可能なスマートロッカーを搭載。配送中は自動でロックがかかり、安全性を確保し、荷物受け渡しの際には、顔認証やパスワードで本人確認をおこなう。

 

■開発背景

UR賃貸住宅の団地において、暮らしや働き方の多様化に対応していくうえで、将来的にUR団地から離れた商店からの買い物支援や移動支援が必要となるシーンを想定し、日用品等の商品を団地入口から住棟まで配達しながら、換装機能により移動支援も可能する自動走行・遠隔操作ロボットを開発。UR団地内で自動配送の実証実験を行いました。


■今後目指すところ
『RODEM』は、架台を取り換えることで、商品の配送だけでなく、人の移動、クリーニングの持ち込みや納品、ごみの回収、巡回警備、清掃・消毒など多用途に転用できることから、団地内において稼働率を高くすることが可能となります。将来的には、テーマパーク、病院、空港ターミナル、道が狭く人の多い観光地など、一般車両が入りにくいエリアにおける、非対面・非接触での幅広いニーズに応えることを目指して、さらなる研究・開発を進めてまいります。

プレスリリースのPDFはこちら

 

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